よくあるご質問

よくあるご質問

食品添加物とは何ですか?

食品添加物とは、食品の製造をする過程に使用するもので、食品の品質を改良したり、保存性を向上させたりする目的で使用されます。日本で使用が認められているのは指定添加物、既存添加物のほか、天然香料、一般飲食添加物があります。指定添加物は438品目(平成25年12月時点)、既存添加物は365品目(平成26年1月時点)あり、認められていない添加物を製造、輸入することは勿論、使用、販売することは出来ません。添加物には品目毎に純分や成分などの規格があり、使用できる量などの基準が定められています。

食品がすぐ腐ってしまうのですが?

食品は保存している間に微生物が発育し、その微生物が食品を分解するために起こります。腐敗するとひどい臭いを発し、見た目や味に多大な影響を及ぼします。これらを抑制するものが保存料です。食品中の微生物やカビなどの繁殖からくる腐敗や変敗を抑えます。主な物にソルビン酸(K)、しらこたん白抽出物などがあります。

食品が時間と共に色が変わってくるのですが?

魚の一夜干しなど多くに見られますが、酸化が原因です。酸化とは物質に酸素が化合し反応することで、油脂分の多い食品は保存中に油脂が酸化してしまい、変質・変色が起こるのです。これらは酸化防止剤を使用することで抑制することが出来ます。アスコルビン酸(ビタミンC)や茶抽出物(カテキン)などがあり、製品中の成分の身代わりに酸化され、食品そのものの酸化を抑制します。